被災された方からのメッセージ:「被災地の人間の思いや現状を伝えて欲しい」

被災された方からの声


福岡県で「悩み相談 カウンセリング Vセベリア」を開いている濱田です。
東日本大震災で被害にあわれました皆様、心よりお見舞い申し上げます。

震災から約1ヵ月後、被災された方からメールでご相談を受けました。 メールには、被災地や地震の経緯などを詳細に書いていただいておりました。

実際の被災地の皆様の心境など、新聞記事では読めない部分を知ってとても驚きました。その方は、とても前向きな方で、メール文末に「被災地の人間の思いや現状を伝えて欲しい」と書かれていました。

今回、その方の希望で、皆さんに知ってほしい部分をお送りします。 ※掲載については許可をいただいております。


メッセージ


はじめまして。

私は、福島県の浜通りで生まれ育ちました。

3月11日、職場にいた私は今までにない大きな揺れを感じました。

長い長い3分間でした。

テレビをつけると、津波が来るとのニュース、
そして車が流されている映像・・・。

実家が海の近くの私はその映像を直視できませんでした。


何度かけてもつながらない携帯・・・。

しばらくたってやっとつながり、
家族は避難して無事だとわかりました。


翌日から両親と1週間の避難所生活が始まりました。

その間、大切な親戚が津波で亡くなったことを知りました。

やっとできた親類の火葬の日。
原発事故からの避難のため、町には明かりも人の姿も本当に少なく
また、集まった親戚はみな着の身着のままでした。

まだまだ生きられた命。

ついさっきまで元気で笑っていたかけがえのない命なのに
どうして・・・と納得できませんでした。


そして、大好きな町の大好きな人たちが、
どれほど苦しい思いをして亡くなっていったのかと思うと
涙が止まらず、避難所の毛布に包まって泣き続けました。


少し落ち着いてから私は、その親戚の家があった場所に
行ってみました。

変わり果てた風景、土台しか残っていない家。

家々がなくなってみると、
本当に海が近い、小さい地区だったんだなあと感じました。

時間の経過とともに、中心部は日常を取り戻していくのに、
取り残されたように時が止まっている海の町。


私は時間を見つけては、海沿いに足を運んでいます。

町の人たちや全国のボランティアの人たちの力で
本当に少しずつですが、片づけが進んでいるようです。

そんな様子に私の方が元気をもらっています。


震災を通して、当たり前のことが当たり前でなく、
本当にありがたいことだと感じました。

周囲の人たちの励ましや支えがとても「有難い」と感じました。

残された、生かされている私たちは、
亡くなった方たちのためにも、できることをがんばっていかなければと思います。


一番怖いことは、この震災のことを忘れてしまうことです。

そのためにも何か伝えたくて、メッセージを送らせていただきました。
何かが届けばと思います。


読んでいただきありがとうございました。


【 カウンセラー紹介 】
悩み相談 カウンセリング Vセベリア(福岡県)濱田 佳奈子カウンセラー
被災された皆様へのメール相談受付
→ホームページからお問い合わせ下さい

    →友達にメールで教える