こころ相談.com

《カウンセラー特集》

◇本多 弥生カウンセラー

いじめ自殺とうつ病(前半)


今年も、残すところあと1ヶ月ほどとなりました。猛暑、そして長く続いたあとに秋らしい秋も感じられないままに、突然冬がやって来たような年でした。

「今年の思い出」として、何か心温まるようなものをお届けしたいと思いを巡らせたのですが・・・。やはり心に残っているのは「残虐な事件」や「痛ましい事件」など世間を騒がせた出来事の数々です。


私は、兵庫県の明石市在住ですが、兵庫県でも東隣の神戸市で、7月に私立高校の3年男子が校舎から飛び降りたという報道、10月には西隣の加古川市で小2の女の子が玄関脇で刺殺されたという報道が流れました。

私自身も思春期の子どもを持つ一人の母親として、これらの報道に深く心を痛めました。


さて、後者の残虐な事件に関しては、またの機会に考察をすることにして、前者の中高生のいじめによる自殺について少し考えてみたいと思います。

実は、私のちょっとした知人で、臨床看護歴約40年というベテラン看護師さんでもある方がこんなことをおっしゃいました。「私の息子がもしいじめに遭遇するとしたら、いじめられて自殺するような弱虫よりも、いじめる側の方がまだたくましくて良いわ」と。

決してこの方を批判するつもりはありませんが、私はこの言葉を聞いて「いじめ自殺」についての世間の方の理解のなさを、改めて痛感させられました。


後半はこちら→
©2007こころ相談.com