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《カウンセラー特集》
◇中野とも子カウンセラー
頑張るお母さんにエール(前半)
みなさま、お元気でおすごしですか?
アートセラピストの中野とも子と申します。
今回は、自分の体験を交えながら、頑張るお母さんにエールを送りたいと思います。
さて、私が行っているアートセラピーとはなんぞや? というところから、まずはちょっとだけ説明いたしますね。
アートセラピーとは文字通り、アートを使ったセラピーです。芸術療法ともいいます。
言葉にならないストレスを絵や粘土、コラージュなどを用いて視覚化し、今の自分の状態を正確に把握することができます。
そして音楽やアロマもふんだんに使い、五感を使って表現することは、疲れた心にお薬を塗ってあげるような効果があるのです。
そればかりか、心にしまいこまれた本当の自分を発見して救い出し、本当の自分と対話することで充分に癒され、元気がでてきます。
もっといえば、将来の自分をビジュアル化し、夢をかなえることだってできるのです。
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そもそも、私とアートセラピーとの出会いは、今から約13年前。
そのころは、これがアートセラピーに通じるとは知らずに、自閉傾向のある長男が唯一喜んで通ってくれたお絵かき教室がそれでした。
お絵かき教室の先生は、(いまだに)自分がアートセラピーしている、とも思っていないのですが、なんといっても、そのお教室には子供なりの大変な社会に疲れた子供たちが、まさに癒されに来ているとしか思えない、元気をなくした子供たちがみるみるそのパワーを取り戻しにくるような場所でした。
先生は、繰り返しいいました。
「子供の絵を、うまいとか、下手とか、絶対評価しないでね。真っ黒な絵を描いたら、その黒い絵を認めてあげて、どんどん書かせてね」
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ある日の授業では、雪景色をテーマに工作をしていました。
透明の箱に、紙粘土の雪が積もり、ひっくり返してみると冬眠しているものたちが作られていました。
子供たちの表情は、恍惚としていて、なかには「ああー、気持ちよかった!」という子もいます。
この紙粘土で真っ白になっている箱庭の、どのへんが気持ちいいのでしょう。
先生に説明を求めると、「冬眠させたものが何だったかを見てみて頂戴」といいました。
子供たちは、「木の葉」や「森の熊さん」などと口々に、自分が冬眠させたものを言いたがります。
そして、ちょっと大きくなってくると・・・。
「時計」、「時間割」、「バイオリン」、「学校の先生」、「勉強」、なんと・・・「お母さん」。
そうなんです、冬に冬眠しているのは、子供たちが「冬眠させたいもの」でした。
そして、「すごく気持ちよかった!」といっているのです。
言葉にしては叱られるであろうストレスをこうやって表現して発散させていたのでした。
小さな子でも、ストレスを感じていて、それをこのような言葉以外のもので癒してあげらるのだなあと感じた出来事でした。
後半はこちら→
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