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私は今から約20年前に、突然「不安神経症」を発症しました。
症状は「パニック障害」そのものです。電車に乗ると呼吸困難を起こすのです。
それはやがて自宅にいても発作を起こすようになりました。そして、その恐怖は24時間中続くものとなり、もはや寝ることもできませんでした。
悪いことは重なるもので、闘病の真っただ中、私は離婚することにもなってしまったのです。一人でいることに不安と恐怖を抱く私が、一人に放りだされた訳です。その恐怖感・絶望感は筆舌につくせるものではありません。
しかし、人間何がきっかけで人生が変わるかわからないものです。私に生きる力を与えてくれたのは、別れて暮らす子供たちへの仕送りをすることでした。「子供たちにひもじい思いはさせたくない」という思いが、私に力を与えてくれたのです。
私たちが「一歩踏み出すきっかけ」としては、おうおうにして危機的状況において決断を迫られる時にあるようです。私の場合もまさに崖っぷちでの決断の一歩でした。
その後は病気も完全に回復し、そして私はボランティアとして15年間相談を受けることになったのです。実は現在もカウンセラーとして活動している私ですが、この2か月前またパニック障害が出てしまったのです。きっかけは、同時に4,5人のパニック障害の方たちとメールのやりとりをしている時でした。彼らの苦しみが私に伝わったのかどうかは分かりませんが。
また地下鉄に乗ると呼吸困難になり、めまい、大量の冷や汗をかくのです。
しかし、決して落ち込むことはありませんでした。むしろカウンセラーの私にとってはチャンスと考えたのです。自分を実験台にして色々試してみようと思ったのです。
前回は「子供への思い」が私に力を与えてくれましたが、今回は何が私に力を与えてくれるかと楽しみでした。そして不思議なことに、恐怖感より実験・観察・分析する興味のほうが強かったのです。苦しみながら、冷や汗をかきながら、結局私はこれまでにない方法で見事にパニック障害を克服したのです。
実に画期的なことと言えるでしょう。
そして、他のパニック障害の方にも同じ方法を教えたところ、皆さん驚くほど効果が出ています。
私は恩師である精神科のお医者さんにお話したところ、「とても理にかなったいい方法だと。驚いていました」
その方法については場所を変えてお話することとしましょう。
人が成長するための原動力とは何でしょうか。
私はいつまでも持ち続ける「希望」と「好奇心」だと思っています。
時々立ち止まることはあっても、この二つを持ち続ける限り、人は前進することができるでしょう。「希望」と「好奇心」を持てば、ひな鳥が巣立って大空を翔けるように大きく一歩踏み出すことができるのです。
一歩踏み出さなければ見えないものがあります。
一歩踏み出さなければ変わらないものがあります。
そして
一歩踏み出したあなたには待っているものがあるのです。
※イメージは、小山カウンセラーよりお送りいただきました
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| 2008/7/28 |
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