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私たちがある物事に出会った時、まず「五感のフィルター」で受け止めます。そしてそれを「経験のフィルター」で「快・普通・苦痛」とふるい分けます。「快・普通」であれば問題はないのですが、「苦痛」と感じた時には「ウッ」という衝撃と共に「何とかしなくてはいけない!」
そして「行動のスイッチ」がONになります。この時に心に「ゆとり」が、”ある・ない”とでは選ぶ行動が異なっていきます。「ゆとり」があると行動を選択するにも「思考」が入り込む余地が出てきます。「ゆとり」がないと「感情」と「経験」が前面に出てきてしまうのです。
「ゆとり」がない時の「苦痛」への「感情」はイライラであったりムカムカであったり・・・。それを納めてきた「経験」は・・・。人によって異なるでしょうが、大まかに言うと、相手をコントロールして自分の「力の欲求」を満足させた記憶になると考えられます。
ところが私たちの3層の脳みそクンとの関係は「思考」より「感情」とのお付き合いの方が圧倒的に長いのです。「苦痛の感情」をぶつけられた相手の「感情」にも「苦痛」を与えてしまいます。脳みそクンは相手を「苦痛の感情」を与えた人として認識してしまいます。
心に「ゆとり」があると「ちょっと待てよ!」という「ストップ信号」が点滅します。「感情に任せて行動したら相手は・・・?」とか「こんなことをやったら2人の関係は・・・?」と「思考」が働いてくれます。
「経験」に「思考」が加われば、選択する「行動のパターン」が大きく広がっていきますね。私たちは常に行動を選択する時には、その時点での最善のものを選んでいるのですが、心に「ゆとり」があると多くの選択肢からそれを選ぶことができるのです。
そのためにはどうしたら良いのでしょうか・・・?
一つは、常に自分の心身が良い状態を保っているように心がけることです。いわゆる「ストレス」の状態をコントロールすることが大切です。その努力をしている自分を思って、更に心の「ゆとり」も増していきます。睡眠、休養、食事・・・先ずは体の面から。
次に、自分から「ストレス」を迎え入れ、鍛えていくトレーニングです。好きな運動をして心身の耐性をつけること。熱中できる趣味や気晴らしや、心から感動できるものを準備しておくこと。向かい合って話せる家族を大切にすること・・・。
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| 2008/3/24 |
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