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「人生とはなんだろう」と悩んだことがありました。
『生きることの意味を知りたい』と考え本を読みました。
きっと誰かが知っていて、教えてもらえるに違いないと思ったりもしました。
けれど、私の納得のいく答えをくれる人や、言葉は見つかりませんでした。
何をさがしていたのかさえ、分からなくなってしまったのです。
考えられることは考えつくしたような気がして、頭の中には燃えカスが詰まっている
ようでした。
毎日が退屈で、スカスカの時間が過ぎていきました。
で、ある日ふっと思いついたのです。
「自分で意味をつければいいのだわ」と。
毎日意味のあることが起きるのを待っていたのですが、「今日はいい日だわ」と 自分で宣言すればいいのです。
出来事をどう評価するかは、自分次第。
食べたケーキをおいしいとかおいしくないとか思うのは、食べている私ですよね。
他人が私の味を味わうことはできませんもの。
地獄の釜の底を踏み抜いた気分になりました。
抜け出してから初めて、自分が壁にぶち当たっていたことが分かるのですね。
「人生とは良いもんだ」と昔聞いた歌の文句を思い出しました。
「人生とは良いもんだ」と何度も何度もうなづきました。
自分という人間を冷静に見ることができるようになったのは、その後でした。
「自分ってけっこういいやつじゃんとか」「面白いよ」とか思えるようになったのは
もっと後のことでした。今はもう、良いところも悪いところも、私って面白いと思える
ようになりました。
一生を終えるまでに、まだ時間がありそうです。
長いこと人生をやってきて、生きることの楽しさを味わうことができるようになりました。
長いこと「自分」を生きてきて、自分を生かすということが できるようになりました。
人生とは本当に、良いものなのですね。
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| 2007/12/31 |
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