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【こころ相談アンケート】
 『 働く(環境) 』についてのショートコラムです
働く環境』
二宮 耕一郎
 今年の新入社員は、超売り手市場でした。

 TVのインタビューでも「就職活動?チョー楽勝でした」なんて答えてました。

 バブル経済以来の売り手市場だった、今年の新入社員教育は少し慎重にしなければなりません。

 それまでの、新入社員は「失われた10年」と言われる、就職氷河期にもまれ苦労して入った社員ですから、自分達の苦労した感覚で今年の新入社員を教育すると、かなりの確立で辞めていくでしょう。

 口惜しくても、据え膳上げ膳で優しく教育しないといけません。
 企業の採用担当者は、今年の就職事情を分かっていても現場は理解できていません。
 企業は、今年のOJT担当者にその事を理解させておく必要があります。

2007/6/25
嫌~な業務が、自分の仕事になったとき‥』
竹下 安一
 自分の興味や、それまでに勉強してきた内容に合わせて、就職活動を続け、自分の思いの叶う会社に就職出来ました。

 ところが入社してみると、会社の本来の業務とは程遠いセクションの担当になっていた‥よく耳にする話です。

 営業の仕事がしたかったのに経理部門だったとか、女性なら、秘書としての勉強をしてきたのに、受け付だったとか、不本意なセクションへの配属を迫られることも多々あります。

 会社の一翼を担う花形セクションで活躍することをイメージされて、難関を突破されたとしたら、気落ちするのも当然です。


 しかし、こう考えてみてはどうでしょう?

 面接官や研修担当の方からみて、あなたのことがそこの会社に、そこの部門に、どうしても欲しかったから、あなたは採用された。 あなたの新たな一面を発見してくれた訳です。
 感謝してもいいぐらいですよね。

 経理は向かないと言いながら、たくさんの経理上のシステムを新しく構築された方も居ます。
 営業が嫌いだと言いながらその性格故に、たくさんのお客様の信頼を得て、輝いて見える人も居ます。

 自分のらしくない性格故に業務が円滑に進むことだってあるんです。

 落ち込むよりも、与えられた業務の中で、自分が一番自分らしくあろうとするほうが、日々自分が楽しく過ごせるとすれば、違った見方をすることで、もっと面白く仕事が出来ないでしょうか?

2007/6/25
働くということ』
遠藤紀子
 「働く」ということは、「生きる」ということ。

 当然、自分が生きるために働くということ。

 誰かのために働くのではなくて、自分が自分として生きるために働くのだということを忘れないようにしたいものです。

2007/6/18
働く環境』
山田記子

 私の町は、小さな地方都市です。

 老人が多いし、工業団地があるし、とても多くの人が、3交代の工場勤務とか、看護職や介護職といった時間的に不規則な仕事をしているように思います。

 この時間的に不規則な状態はとても身体にストレスをかけます。私たちの身体は自律神経によって、心臓を動かしたり、食べ物を消化したり、体温を保ったりといった恒常性を保っています。

 そして、この恒常性は、人間社会の都合ではなく、地球に生きる動物としてその自然に合わせて保たれているんですね。

 なので、その自然のリズムが長期的に狂わされると、身体だけでなく心にも異常が起きやすくなります。

 実は、自律神経系は心の大切なコントロールルームでもあるんです。

 でも、仕事は仕事、仕方がないですよね。だから、少しでも気持ちを解放したり、ゆっくりする時間を持つことが大切です。

 それから、意識的に太陽の光にあたることや、食事が不規則になるなら寝る時間は規則的にする。

 寝る時間が不規則になるなら食事の時間はできるだけ規則的にとる。などの工夫も必要でしょう。

 病は気から気は病から、どちらも大切な私たちの身体です。

2007/6/18
働く(環境)について』
益子えりこ

 『職場に感情は持ち込むな』ある意味これはビジネスの鉄則であると思います。
 感情的にビジネスを処理したら利益はおそらく激減するでしょう。
 欧米においてもやはりこの考えは同じです。

 では、何故日本人のビジネスマン(ウーマン)に心の病が多発しているのでしょうか?
(自身が自覚(あるいは否定)していない場合も含め)

 それは、日本企業の管理体制にあります。
 管理者は、EAPや安全配慮義務などを始め、法律的に部下の安全管理までをも一任されているのです。
 感情を持ち込んではならないビジネスステージに置いて、相反する健康管理までもを管理統制しなければならないのです。

 これでは荷が重過ぎます。
 管理者自身が病んでいても、『管理者の自分がカウンセリングなどうけられない』などと武士的な考えが、今もなお心を支配していませんか?

 先に述べたように欧米でも『職場に感情は持ち込むな』という考え方は鉄則であり、まさに欧米的考え方です。

 では、どこが違うのでしょうか?
 それは、ビジネス上の管理者はあくまでビジネスにおいての管理者で、健康面やメンタルヘルスは完全に独立されています。
 調子の悪そうな部下を見て、管理者は一も二もなく『カウンセリングルームへ行きなさい』と言います。
 それは、管理者の守備範囲ではないからです。
 つまり、企業などに属する社員はメンタル面は全て医者やカウンセラーに気兼ねなく相談します。
 それが一般化している常識なのです。

 日本でカウンセリングや心療内科が、いまだに罪悪感や迫害などの雰囲気を呼び起こさせるのは、日本人特有の慣習もありますが、そういう体制を作らない企業や職場にも大きな原因があるのです。
 ここまでメンタルヘルスの重要性がクローズアップされている現代の社会においてもいまだに間違った慣習が心を支配し、カウンセリングなど受けるのは恥だ!と考える社員は必ずいるはずです。

 先日、リスナー研修を受講して来ました。
 各大手企業の人事労務関係者が集い、コミュニケーション構築の為の『聴く』(アクティブ・リスニング)という事を実体験しました。
 その時に驚いた事は、第一線で働くビジネスマンの大半が『聴く』という行為が出来ないのです。
 つまり、無条件の肯定的共感受容が出来ないのです。
 『聴く』事が出来ないという事は、つまりコミュニケーション構築は出来ないという事です。
 逆説的に言えば、『職場に感情は持ち込むな』は徹底され、誰もが認める優秀なビジネスマンです。

 優秀なビジネスマンは優秀なビジネスマンであるべきではないでしょうか?
 法律的に職場環境を一刀両断に変革させる事は難しいことです。

 しかし、企業の中で少しずつでもこういう研修に参加された人たちの中から環境改善を建設的に考えて欲しいと切に願います。
 それが、本当の意味での安全配慮義務であり、正しい働く環境だと私は考えます。

2007/6/11
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