こころ相談.comトップページへ
【 カウンセラー特集(6)】 第6回は、○○の皆様へ こころメッセージです。

 ○○の皆様へ~働く方、お母さん、女性の方~
 日ごろの生活を離れ、自分の気持ちや心についての時間をお持ちいただけるような
 メッセージをお贈りいたします
特集一覧へ
 自分が「偽鬱」ではないかと不安で居る人へ
竹下 安一

 以前から精神的な障害が有るか否か、専門家によって判定される時、どれ程の精度を持つものなのか、物議をかもすことが多くありました。

 この度の朝青龍の一件でも、某週刊誌のバッシング記事に「無精髭で憮然とした表情は、心の病を抱えている人というよりも、『悪役』というほうが的を得ている」と記者の感想が入っていました。

 腑に落ちないおかしなコメントです。


 実際に僕のところを初めて訪ねてくれるほとんどの方は、見方によっては無精髭で憮然とした表情です。

 日常のことに気が回らない、又は、気がついても辛くて行動が出来ないからこそ・・
 そして日頃のように様々な気使いが出来ず、他人から見て、憮然とした表情に映るからこそ・・
 心の病なのに・・


 アスリートや芸能人に限らず、一般の方でも同じような状況は考えられます。
 「心の病かな?」と思った時、職場の中にこんな記者のような考えを持つ仲間が居たら、とても不幸な状況かも知れません。

 自らのことが不安でしょうがない時に、仲間や上司から受ける指摘は、なかなか冷静に受けられないものです。

 逆に「自分にやる気が足りない」とか「怠け心だ」という気持ちが大きく膨れ上がることになりかねません。

 「自分が精神を病んでいるのではないか?」
 そう考えるだけでも、大変な心の負担です。

 それにも増して「自分が『偽鬱』なのではないか?」と自分のことを疑い始めたら、終わりの無いラビリンスの始まりになる可能性もあります。

 ただでさえ辛い毎日を送っているはずです。
 どこまでも終わりの無い自己非難を続けることで、事態を解決しようとするよりも、
辛い時位、人の力を借りてはどうでしょう?

 医者やカウンセラーは、たくさんの鬱症状を持つ人を見てきています。
 もちろん『偽鬱』の人も見ています。
 自分でわだかまりを増やすことをせず。  決着をつけられる方向へ向かいましょう。

 そのうえで薬剤の助けが必要なら、薬を服用するべきです。
 カウンセリングが必要なら、鬱と立ち向かえるカウンセラーを訪ねましょう。

 早い方が元気になれる可能性も大きいようです。
 自分ひとりで解決しようとせず、家族を含む周りの人や施設等、全て利用して、
早く元気になりましょう!


《補足》
 自分が『偽鬱』かどうかで悩む殆んどの人は『偽』ではないと思います。
 様々なパターンがあると思われますが、それが鬱かどうかを別にして、心の蟠りがあるからこそ、心の病なのではないかと自らが感じるのですから。

 臆病にならずに自分に辛いところがあるなら、まず辛いことを口に出してください。
 辛い気持ちは、溜めずに外へ出すべきです!



2007/9/26
◇本コラムお読みいただいた感想をお願いいたします
  ためになった  共感した  癒された 
掲載内容の無断転載を禁じます。
運営会社 プライバシーポリシー・利用規約 お問い合わせ
Copyright 2004-2008 kokoro-sodan.com All Rights Reserved.