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この仕事をしていると、座右の銘は?等と尋ねられる機会が多いです。
僕が 『 とりあえず笑い飛ばそう 』です。と答えると、大概怪訝*1な顔をされます。その後で 『 誰かが残された言葉ですか? 』なんて訊かれると、言葉に詰まってしまいます。
これは、自分の経験や失敗の中から、自分が立ち往生した時に役に立つ僕オリジナルの標語みたいな物だからです。
感情が乱れて右往左往する時や、大きな失敗をした時に、取りあえず、空笑いをしてみます。するとその間に、新しい考え方が浮かんで来たり、気持ちが落ち着いたりするんです。
職場で部下が大変なミスをしても、家庭で我が子が誰かに怪我をさせるような失敗を冒しても、引き攣(つ)りながら笑います。
大抵の人は余裕が有って笑ってるなんて感じない筈です。
だって引き攣ってるんですから‥
でも、『 こりゃあ大変だ 』なんて言いながら笑ってます。
まわりで見ている人からすると、不思議に映るでしょう。
他国の人から日本人は、感情を出さずヘラヘラわらって居て不思議に映るそうです。
きっとそんな感じでしょうか?
しかし、この一瞬か一時かの間合いが、これまで僕のことを数多く救って来てくれました。何故かこの引き攣り笑いが心を冷静にし、余裕を与えてくれるんです。
心ここに在らずと言う言葉がありますね。
きっとそれは、何かにぶち当たった時に冷静さや、余裕を無くした状態なのかも知れません。
そんな時というのは、きっと冷静な判断が出来ない時なのではないでしょうか?
心して笑うということは難しいことかも知れません。
だから、1テンポおくことを試してみて下さい。
きっと違った答えを見出せる筈です。
僕のカウンセリング時においても、面談する相手の方が、自分より教養があったり、人生経験の豊富な方がたくさん居て、『 とりあえず笑う‥ 』場面がたくさん出てきます。
これは、これまで述べたこととは程遠く、只の勉強不足なだけなので、もっと反省し、もっと勉強しなくてはと、笑えない日々の連続なのですが‥
鬱々とした辛い日々を過ごしている時にも、表面的な部分だけでも、笑い飛ばすことをお勧めします。
笑える位なら鬱症状にならないって?
そんな声が聞こえてきそうです。
確かに心から笑えることが一番望ましいことでしょう。
しかし、心から笑えないからといって全てを諦めてしまうより、自分に出来ることから始めればいいんじゃないでしょうか?
試しに口角*2を上げてみて下さい。
表面的にだけでも、笑うことを指示された脳は刺激をうけ、心気症等の障害によい結果をもたらしたという研究結果を残されている先生がいらっしゃると、以前本で読んだことがあります。
『 とりあえず笑い飛ばす 』生活を、僕はあなたにもお勧めしたいですけど‥
いかがでしょう?
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*1 怪訝(かいが):不思議に思うこと
*2 口角(こうかく):唇の両脇の部分
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| 2007/4/9 |
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