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【カウンセラー特集】
 第4回目は、私を支えてくれる言葉、です
 カウンセラーが常に心に持ち続けている言葉をご紹介します 
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『仲間がくれた言葉(自分であると言う才能)』
瀬上 一郎

 私は音楽が大好きです。
 中学生の頃からドラムを始め、一時期はプロを目指した事もあります。
 今現在も趣味でいわゆるオヤジバンドをやっています。
 バンドを始めてかれこれ30年。これだけ長くやっているとプロのミュージシャンと知り合う事もあり、一緒にバンドを組んだ事もあります。

 これはそのバンド仲間のプロミュージシャンからもらった言葉のお話です。

 その当時の私はとても悩んでいました。
 仕事、将来の展望、恋愛、人間関係、etc・・・。心理療法などと言う言葉すら知らず、頭の中は何だかドロドロだった様な気がします。

 そして折悪しく、そんな時にライブの日を迎えてしまいました。沈んだ私の態度は当然他のメンバーにも影響します。

 演奏と言うのはメンタル面に左右される為、バンドの演奏自体が散々なものになってしまいました。自分が悪いのが分かっていたので、帰りの車中で「自信が無くなった。辞めようかな?」と言う程ダメダメでした。

 そして、その日部屋に帰り一人フテ腐れてヤケ酒を飲んでいると、そのミュージシャンのメンバーから大変なお叱りのメールが届きました。

 「何があったか知らないけれど、ステージの上であんな顔をするのは最低だ!私達メンバーにも、お客さんにも失礼だ!どんな形であれショービジネスの世界にいる人間なら、お客さんの前でステージに上がる事がどれ程大切な事かは分かっているはずでしょ?」(当時の私の仕事はテーマパークのミュージカルシアター担当でした)

 そして、彼女がアメリカの音楽学校に行っていた時に先生から言われた言葉を教えてくれたんです。

 「歌が歌える、楽器が弾ける、ダンスが踊れる、と言うのは神様があなた達にくれた特別な才能です。だからあなた達はその神様がくれた才能を生かして人々を喜ばせ、楽しませる義務があるんです」

 彼女自身、「神様が本当にいるどうか私は知らないけれどその先生の言葉は今も信じてるんだよ」と言っていました。

 ガツンとやられた様な気がしました。でも当時はお客さんやメンバーに失礼な事をした。だから皆に楽しんでもらえる様なプレイを心掛けよう。と、思った程度でした。

 ところがその後、心理療法を学んでみると彼女の(先生の)言葉はとてつもなく重く深い言葉だったんだと気付きました。

 「これは何も歌や楽器に限った事ではない。人にはその人それぞれの才能が山ほどある。その人にしか出来ない事がある」と気付いたんです。

 私は私以外では有り得ない。私以外には私の人生は歩めない。私の変わりは誰もいない。だから私は瀬上一郎(私の名前です)であると言う才能があり、その専門家です。私自身である事の天才なんです。

 このコラムを読んで下さっているあなたも、あなた自身の天才であり、あなたと言う才能に満ち溢れています。ご自分の中に在る輝きをもう一度見つめてあげて下さい。


 具体的にあなたにはどんな才能がありますか?

 優しい? 真面目? 気配りが出来る? 頭がいい?

 気が小さい?(それは用心深く慎重であると言う才能です。)

 過去にくよくよする?(それは過去を振り返り謙虚に反省が出来るという才能です。)

 あなたにはどんな才能がありますか?
 そしてあなたの売りは何ですか?

 もう一度あなたの中の才能を見つけてあげませんか?
 だって、あなたはあなたであることの天才なんですから。


2007/2/12
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