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【カウンセラー特集】
 第3回目は、○○○の方へのメッセージ、です
 職種や立場においての悩みやこころを軽くする方法などをご紹介 
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『お父さん、お母さんへ 子供さんを誉めてあげていますか?』
瀬上 一郎

 人に教わるのが嫌だ。ダメ出しに異常に反発してしまう。勉強したいのにいざと言う時にやる気が出ない。こんなご相談が実は結構あるんです。

 ほとんどの方が本を読むのが好きとか、教養情報番組が大好きで知識欲は十分に有るのに、いざ義務的に学ばなければならないという段になると、「憂鬱になる」「訳の解らない抵抗感がある」と言うのです。

 こう言う方に催眠等で心の中を見てみると
 「勉強に関して誉められた記憶が無い」と言うんです。

 95点取っても「惜しかったね、もう少しで100点だったのに」
 通信簿で5が4つでも「もう少しでオール5なのに」
 頑張って塾での成績が100人中15位迄上がった時には「○○君は5位、○○さんは1位じゃないか。なんで○○さんみたいに寝ないで勉強しないんだ!」

 親は「この次はもっと上を目指して頑張れ」と励ましていたつもりが
 「自分の頑張りを否定されている」
 「成績が上がらなかった自分が責められている」と感じてしまいます。

 人間はたった一つの意見を否定されただけで、自分自身(全人格、人生まで)を否定された様に感じてしまうんです。

 大親友とほんの些細な言い争いから絶交にまで至ってしまう、と言うのはこの心理が働くからなんです。

 頑張ってもずっとずっと否定され続けたらそんなもの大嫌いになるのは当たり前です。この方にとって勉強は辛いもの、嫌な思いをするものになってしまったんですね。


 人に誉められるのって気分の良いものですよね。
 誉められる事によって「認められた」と感じる事が出来るんです。認めて貰える、気分が良い、だからまた頑張れるんです。

 勿論、時には叱咤激励も、向上を促す言葉も必要です。マイナス面には全て目を瞑(つぶ)っていて良いという事では決してありません。でも、子供は親に誉められ、認めてもらう事で「愛されている」と感じて、自分に自信を持てるのです。

 マイナス面ばかりあげていると萎縮してしまい「自分はダメな人間、必要ない人間」とまで思ってしまう事もあるんです。

 ですから、お父さんお母さん子供さんを誉めてあげて下さい。
 決して難しい事ではないはずです。

 だって昔は立ったと言っては誉め、歩いたと言って誉めていたでしょう。だから少しでも結果が出たら誉めてあげて下さい。

 結果が伴わなくても頑張ったら誉めてあげて下さい。

 そうすればきっと自分に自信を持ち、「努力する事」や「頑張る事」に苦痛を感じない人間になってくれると思います。

2006/9/25
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