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【カウンセラー特集】
 第3回目は、○○○の方へのメッセージ、です
 職種や立場においての悩みやこころを軽くする方法などをご紹介 
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『夫婦関係に悩んでいる方へ』
小長谷 俊行

人間関係の悪化したときは

 夫婦関係に限らないと思いますが、人間関係が悪化したとき、改善するにはどういう方法がいいかは様々だと思います。

 こういう場合はこうすれば必ずうまくいくという方法は見つけにくいのではないかと思います。なぜなら、起きている状況が同じでもあっても、そこに至った原因やその当事者の背負っているものが様々だからだと思います。


解決策の選択における視点として

 解決策を考える時、選択する視点を大きく二つに分けてみます。

 ひとつは、時間をじっくりかけるかどうかです。

 もうひとつは、問題を解消するには自分が変わるべきか、相手を含めた環境を変えるべきかという視点です。


 前者の時間を掛けるべきか否かの場合、時間を掛けたほうがいいという考え方には、時間が経つに連れて、環境が自然と変わるか、あるいは当事者の考え方が変わる可能性がある。または焦らせってはいけない、人間はそう簡単にはかわらないという常識的な観点があると思います。

 一方、時間が解決する あるいは解決には時間が十分必要という考え方にもリスクがあります。期間が長期化するとその状況を当たり前のような感覚にしてしまうことがあるからです。

 あるいは、何もしないことは何も変わらない場合も大いにあり、ただ時間が無駄に過ぎてしまうこともあります。


 もうひとつの視点である自分が変わるべきか、または相手および環境がかわるべきかという問題ですが、よく言われているのに前者の方法を薦める人がいますよね。

 相手を変えるには自分が変わらなければいけない。問題を外部に求めてはいけないと。

 勿論 この考え方も適切な場合がありますが、場合によっては 不幸にも、自分を責めてばかりいて、結局 そのことにエネルギーを費やして精神的に病んでしまう人もいます。

 第三者が客観的に公平にみれば、明らかに根本的な問題は本人ではなく相手にある場合にも、本人が変わることだけが解決の道と捉えていることがあります。


自分自身を変えるだけでなく、環境(相手等)を変える必要がある場合も

 夫婦問題、つまり離婚問題の相談を受けたとき、私は極力なんとか離婚を避けられないだろうかという姿勢で取り組みます。一方だけでなく双方が歩み寄ることが不可欠であると思っています。

 しかしながら、夫婦という人間関係を維持するのに明らかに相応しくない人もいると感じることもあります。夫婦問題は様々でありますから、一般論の解決策を言っても悩んでいる人は、その人固有の状況にそぐわない方法はなんの意味もないと思います。


 ですので、今回 このコラムでは私はひとつ限られた状況の場合について書いてみました。ここで言いたかったことは、時間を掛けずに、どんどん対策を講じてみる、つまり環境(相手を含め)を変えることも時には必要ですねということです。

 間違ったあるいは偏ったアドバイスや指示を受け続け、長い間 我慢して理不尽な苦労を味わっている人と出会うと、ついつい「この人は今までなんと無理して自分を抑えてきたのだろう?」と思ってしまうことがしばしばあるからです。


 対策は色々あります。ぜひ 気持ちを前向きにしてご相談してみてください。
 きっと良い方向に向かう道が見つかります。

2006/12/4
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