会話の最中、自分のことが見えていますか?

  仕事での会話のようにはっきりと目的を持って話すのとは違い、
  家族との会話はたわいもない話題で始まり、思考のおもむくままに、
  いろんな方向へと展開していきます。

  お互いの話の方向性が一致していて、思いつくままに話せる場合は
  とっても楽しいだろうし、特に何も気をつける必要性もないですよね。

  でも会話の途中で、何となく、話が噛み合わなかったり、違和感を感じたり、
  話していて何か不穏な空気を感じたりしたら、
  いったん、気をつけて相手と自分とを観察してみてください。


  相手の観察ポイント
   1.相手が本当に話したいポイントは何なのか。
   2.答えを求めているのか、それとも話を聞いてほしいだけなのか。


  自分自身の観察ポイント
   1.私は、何を相手に伝えたくて話をしているのか。
   2.相手の話を聞いて湧き上がる、私の感情はどうなっているか。
   3.もし、違和感や嫌な感情が沸いてきていたら、
    私はどうしてそのような気持ちになっているのだろうか。


  人は誰しも自分より相手のことがよく見えます。
  人と会話するときにも、つい、目の前に見える相手のことばかり
  気にしてしまいがちです。

  でも実は、相手の話をしっかりと聞くには、
  自分自身の心の中をきちんと自分で理解していることが、必要なのです。

  相手の話を聞きながら、自分の心の中に浮かぶ気持ちや言葉(内的言語)を、
  しっかり掴んでいることが大事です。

  会話というのは二人あるいは複数でするもので、
  特に司会がいたり、テーマがあったり、本来これについて話さなければならない
  という決まりはないですよね。


  それなのに、相手の言うことを聞いて、何か違和感を感じたり
  嫌な気持ちが沸いてきて相手を責めてしまうのなら、自分を中心に
  考えているにも関らず、自分自身が見えていない証拠です。

  自分の内的言語が聞けていて、自分の思考、感情を素直に理解していれば、
  おのずと自分が伝えたかったことが見えてきて、なぜ違和感を感じたのか、
  なぜ嫌な気分になったのかがわかってきます。

  そして、そんな自分を素直に受け入れることができたとき
  はじめて、本当の相手が見えてくるようになります。

  そして、もし会話がくいちがっても、
  「私はこれを話したかったんだけれど、あなたは何を私に伝えたかったのかしら?」
  と、感情的にならずとも、冷静に会話を修正することができるのです。


  お互い、違う人間同士が話しているわけですから、くいちがいは当然です。
  会話に良いも悪いもありません。

  ただ、「相手を見るのと同じように、自分自身もきちんと観察してみる」。

  その癖をつけると、会話において、何となく相手に対し不満を感じて
  感情的になるようなことが少なくなったり、
  くい違いの原因をはやめにキャッチして修正し、
  より理解が深まる会話へと方向転換することができるようになるのです。





 坂井 あかりカウンセラー
カウンセリングルーム心の休憩所
(大分県)


”自分自身の心の中をきちんと自分で理解していることが”・・・そうかもしれません。反省です。
(2008/12/20 11:06)
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