新しい自分に出会う言葉の使い方~入門編~

 4月は新しい出会いの季節です。

 これまでの親しかった友人や何かと面倒を見ていた後輩などともお別れして、新しい場所で新しい人と新しい関係を築いていく時期でもありますよね。そんな時期には、何かと気を使うことが多くなります。

 「どんな人と一緒に仕事するのか?」「誰と同じクラスになるのか?」
 「起きる時間が変わったなあ」とか、様々な場面でこれまでとは違った分、色々と気をつけなくてはならないことも出てくることでしょう。

 そもそも、新しい環境の中にいることだけでも、緊張することなのですから、当然のことといえるでしょう。
 そんな緊張の連続のときには、「自分が他の人にどう見られているのか?」「どんな人間だと思われているのか?」といったこともどうしても気にしてしまいます。そんな時って、つい余計なことを言ってしまったり、相手を不愉快にしてしまう発言をしたりと言葉によるトラブルが起こりやすくなります。

 相手をよく知らないために、気にしていることをいってしまったり、分かっていると思って言わずにいたら、誤解を生んでしまったりと、何かと難しい言葉選びが求められるといえるかもしれません。

 これからの人間関係をよりよく築いていくためにも、ここで言葉の使い方や言い回しなどを振り返って、今後の人間関係をスムースに作っていきましょう。

 まずは、『流行り言葉』についてです。
 学生時代に使っていたりする流行り言葉は、どうしても理解できない人が多くいることが予想できるためなるべく控えたほうがいいでしょう。そして、その代わりに使える言葉としてはどんな言葉があるのかを自分なりに探しておくといいかもしれません。

 特に省略して使っている言葉の本来の言い回しや、仲間で使っているうちに本来とは違う意味に変わっていった言葉などは要注意かもしれませんね。

 それから、「でも・・・」って言わないようにしてみましょう。
 誰かから何か言われて、それとは違うことを言いたい、あるいは自分の意見を言いたい、という時につい言ってしまう言葉ですよね。それをあえて違う言葉を使うようにするのです。

 つい言ってしまう自分を自制することにはなりますが、そうすることで、相手の自分に対する印象などが悪くなるのを防ぐことが出来るだけでなく、言葉を大事に使うようにもなりますので、注意してみるといいですよ。

 最初のうちは難しく感じることもあります。
 これを試してもらった方は、“でも”を使わないようにしてもらったら、言葉が出なくなってしまったほどでした。
 それくらいこの言葉って、頻繁に使っているんだなあって感じるかもしれませんね。

 代わりの言葉として最も有力なのは“そして”です。
 “でも”を“そして”に置き換えて話してみてください。

 慣れるまでは違和感があったり、辻褄が合わないと感じたりするかもしれませんが、意外と大丈夫ですので、使ってみてください。

 そして、新しい環境で楽しく充実した生活を手に入れましょう。




 長谷川 栄司 カウンセラー
カウンセリングルーム ケアセルフ
(東京都)


"でも"使っています。相手の表情が変わって行く理由はこれだったのですね。
(2008/05/01 17:38)
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